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2011年3月13日 (日)

東北地方太平洋沖地震による日経平均株価への影響

宮城県 地震 影響 日経平均 チャート グラフ
日経平均株価[Yahoo!ファイナンス]

シカゴの日経平均先物は、一時9895円まで下げ、昨年12月以来の1万円割れとなった。結局、終値でも9975円だった。
日経平均株価、週明けは1万円割れか[ゆかしメディア]

[追記]2011/3/14
地震 影響 日経平均 チャート グラフ
終値は前週末比633円94銭安の9620円49銭。売買高が過去最高48億8361万株、売買代金は2兆7738.52億円。昨年12月1日以来、約3カ月半ぶりに1万円を割り込んだ。

建設業 値上り率ランキング
値上り率ランキング[Yahoo!ファイナンス]

復興期待で建設関連株が爆上げ。

為替 ドル円 チャート
11日に地震が伝えられた後、円安に一時傾いたが円高へ進んだ。

災難に強い日本円の逆説[中央日報]

日本円は予想に反してすぐに反騰した。 解釈はさまざまだ。まず大地震の影響は大きくないという見方だ。 国際金融センターは13日の報告書で、「今回の事態で国際金融市場全般のリスク回避性向が強まるはずだが、その影響は制限的」と分析した。

財政部の関係者も「国際金融市場が日本の地震の衝撃を十分に吸収できるだろう」と述べた。また「1995年の神戸・淡路大震災当時も、国内総生産 (GDP)の2.5%にのぼる1400億ドルの被害が発生したが、同年第1四半期の経済成長率は前年同期比3.4%と、94年第4四半期の2.7%を上回った」と説明した。

主要グローバル投資銀行も概してこれに共感している。 投資銀行のBNPパリバは「グローバル経済の回復傾向は変わらない」と予想した。 格付け機関ムーディーズも「日本経済は地震被害を十分に乗り越えられるだろう」とし「格付けに影響はない」と述べた。

二つ目は、災害復旧などで資金が必要となった日本の投資家が海外投資金を集めるという分析も出ている。 この場合、現地通貨を売って日本円を買うことになり、円高に動く。 LG経済研究院のイ・ジピョン首席研究委員は「地震復旧資金や保険金支給などで日本政府・企業が大量の資金を必要とするという期待から短期的に円高になっ た」と分析した。 ボストンコンサルティンググループのパク・サンスン氏も「円の反騰はやや奇妙に感じられるかもしれないが、被害復旧のための海外投資金が本国に還流する可能性のためのようだ」と述べた。

円キャリートレードの巻き戻しが本格化する場合、韓国金融市場にはどんな影響が生じるのか。 財政部は特に心配する必要はないと主張している。 財政部の関係者は「日本系ポートフォリオ資金は現在、国内株式6兆ウォン分を保有しており、債券投資はほとんどない」と話した。

三つ目は、95年の神戸・淡路大震災の学習効果だ。 当時、日本円は地震後3カ月間で18%ほど値上がりした。しかし円高が長く続くかどうかは不透明だ。 過去の神戸地震後も短期的に円高ドル安となったが、3カ月後にはまた円安に転じた。

ウォールストリートジャーナル(WSJ)は12日、円高が続くとは考えにくいと分析した。 大地震が原発事故に拡大し、安全資産としての日本円の長所が弱まったということだ。 WSJは復旧財源を調達するため数兆ドル規模の国債を発行すると予想されるだけに、債券市場にも否定的な影響を与えるとみている。

投資銀行のクレディ・スイスも「地震復旧費用にGDPの2-3%が必要と見込まれ、この場合、財政赤字が進み、不安要因として作用するおそれがある」と分析した。 オ・ジェヨルIBK投資戦略チーム長は「円高が続く可能性は低い。日本政府の財政枯渇現象が深刻であるため」と話した。

いまいちピンとこない。

日銀が資金供給15兆円、市場安定・流動性確保で過去最大[ロイター]

日銀の14日のオペは、午前9時過ぎに即日スタートの共通担保資金供給(全店)オペ7兆円、9時30分に先日付スタートの国債買い現先オペ3兆円、10時30分に即日スタートの共通担保資金供給(全店)オペ5兆円、午後零時50分に同3兆円、午後1時過ぎに先日付スタートの共通担保資金供給(全店)オペ3兆円と同(資産買入基金)8000億円。先日付を含めて14日の通告額は21兆8000億円に達し、地震の影響で不安感が高まりやすい市場の安定と資金決済の円滑化確保を鮮明にしている。このうち、午前9時過ぎに通告した即日オペは、応札が5.1兆円にとどまる札割れとなった。

即日オペ結果、予定額7兆円に対し応札額5兆1460億円だった。

日銀、買い入れ基金5兆円増額[日経]

5兆円の増額の内訳は、長期国債が5000億円(現在の買い入れ枠は1兆5000億円)、国庫短期証券を1兆円(同2兆円)、コマーシャルペーパー(CP)などを1兆5000億円(同5000億円)、社債を1兆5000億円(同5000億円)、株価指数連動型上場投資信託(ETF)を4500億円(同4500億円)、不動産投資信託(REIT)を500億円(同500億円)。

2010年10月「包括的な金融緩和策」の倍。

[追記]2011/3/14
阪神・淡路大震災時の日経平均先物の状況[ある投機家の記録]

      始値  高値  安値  終値
1/13(金) 19,480 19,490 19,360 19,420
1/16(月) 祝日
1/17(火) 19,310 19,360 19,270 19,350 ←5:46 阪神・淡路大震災発生
1/18(水) 19,330 19,440 19,310 19,360
1/19(木) 19,380 19,420 19,130 19,170
1/20(金) 18,990 19,100 18,890 18,950
1/23(月) 18,880 18,920 17,950 17,950 ←大暴落
1/24(火) 17,890 18,210 17,780 18,160

3月14日前場の状況[ある投機家の記録]

[11:00]
日経平均 9789.55/-464.88
ドル円 82.22

・225銘柄で前日比プラスのもの(ゼロ以上)
2801 キッコーマン
3861 王子製紙
3865 北越紀州製紙
5002 昭和シエル石油
5232 住友大阪セメント
5233 太平洋セメント
5332 TOTO
3436 SUMCO
6301 小松製作所
6305 日立建機
1721 コムシスホールディングス
1801 大成建設
1802 大林組
1803 清水建設
1812 鹿島建設
1925 大和ハウス
1928 積水ハウス

・寄り付いていないもの
9020 東日本旅客鉃道
9501 東京電力

3月14日後場の状況[ある投機家の記録]

[15:35]
日経平均 9620.49/-633.94
ドル円 82.10

・225銘柄で前日比プラスのもの(ゼロ以上)
5002 昭和シエル石油
5232 住友大阪セメント
5233 太平洋セメント
5332 TOTO
3436 SUMCO
6301 小松製作所
1801 大成建設
1802 大林組
1803 清水建設
1812 鹿島建設
1925 大和ハウス
1928 積水ハウス

・以下の2つは結局ストップ安だった
9020 東日本旅客鉃道
9501 東京電力

セメントや建設株が値上がり。

[追記]2011/3/15
日経平均株価 地震 影響
15日の東京株式市場は、東日本大震災に伴う福島第1原発事故の深刻化を受けて、投資家の間に日本経済の先行き不安が広がり、日経平均株価の終値は前日比1015円34銭安の8605円15銭と暴落した。下落率(10.55%)はリーマン・ショック時の08年10月16日(11.41%)に次ぐ過去3番目 の大きさとなった。この日の午前の取引の終値は8999円73銭。日経平均は一時、前日比1392円86銭(14.48%)安の8227円63銭まで暴 落。世界同時株安となった87年10月20日のブラックマンデー時の過去最大の下落率(14.90%)に迫った。日経225先物は8000円を割り込み、一時7900円まで下げ幅を拡大した。

無題 二日目[マネックス松本大]

株が売られているのは電力供給懸念を含めて日本経済の先行きが不安だからです。企業収益が下がると想像されるからです。一方建設会社などは、復興需要があると想起され、企業収益が良くなるだろうとの連想で買われているのでしょう。機関投資家はリスク資産から安全資産へのシフトを行っています。端的には株を 売って債券を買っています。なので債券の金利は下がり、価格は上がっています。或いはそのようなイメージが、債券の値段を上げているのでしょう。復興のた めにより多くの日本国国債が発行されるであろうという供給懸念よりも、今日どのように資金をシフトするか、といった需給やイメージの影響の方が大きいのだと思います。

一方で、得も云われぬリスクの上昇から、様々な換金売り=換金行動が行われていると思われます。「手元にお金を置いておきたい」と云う行動です。これが外 国にある資産を売って円に替える行動となります。或いはそのようなことが想起されます。保険会社は払い出しに備えて外国の保険会社と再保険契約などをして いますが、それらが払われる時にはお金が円に替えられます。或いはそれが想起され、そして円は買われたのでしょう。

2日間の総括めも。

[追記]2011/3/16
日経平均 グラフ 東日本大震災
5営業日ぶり反発で終値は488円高の9093円72銭。

東日本大震災 為替 円 ドル チャート
そして約15年11か月ぶり79円台へ突入!

[追記]2011年3月18日
日経平均
日経平均は9206円まで回復。14日から18日まで即日供給は累計で34兆円。日銀は「もういらないと言われるまで、マーケットに資金を供給し続ける」そうです。

協調介入 ドル円 為替
ニューヨーク市場から東京市場に引き継ぐ取引が薄いタイミングでドル円が15年11ヶ月ぶり一気に76.25円まで最高値更新。先進7カ国(G7)の財務相と中央銀行総裁が急きょ電話会議を開き、円売り協調介入で合意して為替は80円台へ。

円高要因
震災を受けて日本人が海外資金を引き揚げる(リパトリ)との思惑(風説の流布)で投機筋が円買いを仕掛けたうえ、個人投資家などの損切りがドル円の急落に拍車をかけた。

円急騰の本邦勢リパトリ主犯説は誤り、海外勢の円調達困難が背景[ロイター]

生損保による海外資産の取り崩しは、これまでのところまとまった規模で出ておらず、日本勢が海外資産を取り崩す日本へのリパトリエーション(本国への資金還流)の動きは目立っていないという。

「円の借入を通じて、日本株や社債を買っていた海外勢が、震災後に日本の資産価格が急落したことで、追加証拠金を差し入れる必要(マージン・コール)が生じたため、円需要が高まった。ポジションを投げ売ったが、十分な円を確保できなかった」(運用会社ファンド・マネージャー)という。

巨大な日本資産への投資規模に対して、海外勢の円保有額はごく限定的であり、海外勢の日本資産投資には通貨スワップ取引などを通じた円の借り入れを伴う。しかし、震災で資産価値が急落したため、マージンコールが発生し、円資金需要が急激に高まった。

こういうやり方をするのはソロスかな。

[追記]2011年3月18日

外国人投資家 売買動向 買い越し
外国人は割り安になった日本株を買いにきている。

東京電力
放水が成功したからなのか東京電力はストップ高の948円(前日比+150/+18.80%)。

東京ガス 株価
オール電化が逆風でも東京ガス(前日比+2.61%)はぼちぼち。太陽光発電のシャープ(前日比+3.10%)も。

[追記]2011/3/21
世界の株式時価総額、1カ月で3兆ドル減[日経]
東証1部時価総額、地震後2日間で51兆円減 原発・被災銘柄が急落[日経]

[追記]2011/3月22日
日経平均
日経平均は前日比+401円。

東京電力
東京電力はストップ高。全6基の電源接続が完了。

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