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2009年8月 7日 (金)

ピークオイル

石油ピーク(Wikipedia)

石油ピークとは、M.K.ハバートが1956年3月8日に米国石油学会で発表した論文上でおこなった予測で、後に一般化されピーク・オイル論と呼ばれるものであり、時間軸に対し石油産出量が従う釣り鐘状の曲線における頂点(ピーク)のこと。

ハバート曲線 ピークオイル
Hubbert peak theory(Wikipedia)※英語

世界の石油生産量が減少に転じる時点(頂点)をピークオイルと呼び、それが2020年ごろに訪れるという予想がIEAから発表されました。

「世界の大油田、生産ピーク過ぎた」IEA研究者が警告(朝日新聞)

国際エネルギー機関IEAの研究者が「世界の大油田の原油生産はすでにピークを過ぎ、世界全体でも10年後にはピークを迎える」と分析していることがわかった。

「世界の石油産出量、2020年にピークに」--IEAチーフ・エコノミストが警鐘(Wired Vision)

世界の石油生産量は2020年にピークを迎えるという。これは多くの政府が予想している時期より約10年も早い。

IEA研究者が10年以内のピークオイル予想を発表(ホンネの資産運用セミナー)

# 世界の埋蔵量の4分の3を占める800以上の油田について詳細な分析を実施。

# 原油生産量はわずか2年前に計算したよりも2倍のペースで減少している。

# 5年以内に供給不足が起きて経済に大きな影響が出る恐れがある。

# すでに40%の原油生産シェアを持つ中東の依存がさらに高まる。

# 現在の生産量を維持するだけでもサウジアラビア4つ分の新規油田発見が必要。

アラブ諸国は既にピークオイルを前提に金融・観光を中心とした国家戦略を立てています。

石油供給はこれから10年でピークに達し、石油が安い時代は終わる?(Gigazine)

すでにOPEC非加盟国での石油生産はピークに達しており、石油が安い時代は終わったと多くの政府は気付いているそうです。このため、潤沢な石油埋蔵量を持つ中東やイギリスなどの国の市場での力は2010年以降強くなっていくと考えられており、石油の価格が高騰することで世界経済の回復はさらに遅れることが 予想されているとのことです。

石油の枯渇について(紺碧の世界に夜露死苦)

問題は、バイオマス、水力発電、風力発電、太陽光発電などのクリーンエネルギーだけで世のエネルギーを全て賄えるかってことですね。

エネルギー資源(Wikipedia)

一次エネルギー源は、自然界に存在しているエネルギー源を指し、二次エネルギー源は一次エネルギー源を何らかの形で変換したものを指す。

石油、石炭、天然ガス、原子力だけでなく水力も一次エネルギーの括りらしい。

▼主要国の一次エネルギー比率※画像
主要国の1次エネルギー消費構成と自給率(海外電力調査会)
主要国の一次エネルギー消費構成比
世界と日本のエネルギー事情
第25回エネルギー未来技術フォーラム
長期エネルギー展望

先進国では石油に4割ほど依存。1つ目と2つ目の画像を比較すると原子力の消費量ではフランスが突出しているように見えるがアメリカ未満。

「脱石油」という流れがさらに加速し自然エネルギーの開発に拍車がかかっていますが、果たして一次エネルギー穴埋めするには何年かかるのか。

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ピーク・オイル:石油争乱と21世紀経済の行方についてはこちらで紹介されてます。

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