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2008年8月 9日 (土)

おちまさと

「ガチンコ!」「学校へ行こう!」など多くのテレビ番組の企画・構成を務めるプロデューサーのおちまさとさんと、タレントの河辺千恵子さんがご結婚されました。おめでとうございます。

プロデューサーのおちまさとさんが、タレントでモデルの河辺千恵子と8日(金)に入籍したことを自身のブログで報告した。(オリコン)

[Wikipedia]
おちまさと
河辺千恵子
[ブログ結婚報告]
おちまさと
河辺千恵子

おちまさとさんは僕の一番好きなクリエーターであり目標でもあります。

おちまさと(越智 真人)
東京都出身。1965年12月23日生まれ。O型。
バラエティ番組などのプロデューサー。

現在まで企画・演出・プロデュースと数多くのテレビ番組を手掛ける。さらにデザイン、作詞、CM監督、ラジオパーソナリティー、本の執筆、企業プロデュース、講演など活動内容は様々な分野に渡る。

代表番組
・自分電視台
・24人の加藤あい
・百萬男
・仕立屋工場
・空飛ぶグータン
etc
(ウィキペディア:代表作

フジテレビで放送された「自分電視台」は、タレントがカメラを回すだけという無駄のない視聴者が見たいシンプルな企画で、国内の番組では費用対効果が最高に抜群な番組だと今でも思っています。

もちろんテレビだけでなく執筆業もされております。

「仕事の教科書」と検索しても見つからないと思ったら「シゴトの強化書」だったんですね。既に連載が終了してしまっているおちまさと氏のITMedeiaのコラム。11話以降に人物像が伺えると思います。

以下は「シゴトの強化書」の好きなフレーズ一覧です(企画の教科書含む)。後半の「会議」に望む心構えができていない相手は凹みますね。

コミュニケーションは価値観の違いを埋める作業
ドコモのケータイをもっと20代の若者に支持してもらうためのプロジェクト
「あなた達にとっては通信機器かもしれないですが、知らない間にファッションになっちゃったんですよ」

「ポジティブ・プランニング」と「ネガティブ・シミュレーション」
何か企画を思いついたとき、「これはトンデモなく面白いぞ!」とすごくポジティブに考える。これを自分では「ポジティブ・プランニング」と呼んでいます。でも、プランニングした後は、「ネガティブ・シミュレーション」に入る。いかにこのプロジェクトはダメか、ここがダメ、あそこがダメというように、思いつく限りネガティブな要素を探していく。

自分電視台Self-Produce TV
「低予算で、いかに高クオリティに仕上げるか。」
芸能人1人に自作自演のプロモーションVTRを制作してもらい、そのVTRをノーカット放送(2003年3月放送終了)。企画、演出、出演、撮影などのすべてを芸能人自らが行う。撮影時間厳守(11分)、編集なし、制作費自腹というルールさえ守れば内容は自由。テレビでは珍しい芸能人も出演し、話題を呼んだ。臨場感を出すために、画面の四隅にタイムカウンターやサイドマークなどを載せる演出がされている。

制作費がギャラだけという究極の番組です。

「こだわり」と「サービス心」2つの視点を忘れるな
クリエイターにとって、「こだわり」ってすごく重要な要素なのは間違いない。だけど、こだわってばかりで、視聴者や消費者にサービスする視点を失ったら、失敗する確率は高くなる。これってわかっていない人が意外と多い

「ON」も「OFF」もない何気にいつでも臨戦態勢
「何気にいつでも臨戦態勢」みたいな感覚

時間は「誰にでも平等」ではなくコントロールできるもの
時間をうまくコントロールすれば、24時間が48時間分にもなる。

時間を安売りしない。

企画やアイデア発案への“リスペクト”が足りない!
日本人って、「1を100」にするような目に見える作業でかく“汗”にお金を出すのは抵抗感ないんだけど、「0を1」にする時にかく“嫌な汗”にはお金を出さない。0から1を生む時って、走ってかく汗じゃない。“嫌な汗”をかく。

お金も気にするクリエイター低予算ほど「企画力」が必要
クリエイターになると、逆にお金のことは考えない人が多いじゃないですか。僕はそれも嫌なんですよ。ちゃんとビジネスとして成立させないと。

■24人の加藤あい
24人のクリエーターが、毎回30秒という世界で加藤あいを表現してゆく番組。通常、CM制作は半年以上の制作期間を莫大な費用が費やされるが、加藤あいの拘束時間は3時間・制作費は100万円に限定。クリエーターに魂、加藤あいに演技力を要求した。写真集やDVDも発売され、TV番組を超えた一大プロジェクトとなった。

ベンチャー企業の社長はビジネスのクリエイター
ベンチャー企業の社長さんなんかはクリエイターですよね。ビジネスモデルを考え出すっていうのはクリエイティブだし、アートです。ソフトバンクの孫さんなんかは間違いなくアーティストですよ。ゴッホが絵を書くみたいに、ビジネスモデルを量産できるんだからね。

アメリカでは起業家(=創造=クリエイター)が職業として一番尊敬されるらしいです。野球選手じゃない。

低レベルな“結果”を低予算のせいにするな!
低予算を補うには僕が言う“ベクトルC”、つまり企画力しかないんです。テレビ番組のレベルの低さを低予算のせいにしていたら、作り手が「自分は企画力がありません」って公言しているに等しいんじゃないの?

返ってくる言葉は「スゴい」だけだから部下とは飯を食わない
立場が下の子とは基本的に飯を食いに行かないんです。下の子と飯を食べに行くと、「スゴいですね」という設定が敷かれてるじゃないですか。僕が何を言ったって「スゴい」しか返ってこないし、何でも正解になっちゃう。

成功する起業家の嗅覚と苦労とは
も社長さんも「何でもできる」って思っていることだね。もちろん、冷静に「それはやめておきましょう」と言うことはありますけど、まずは、「できる。よし、やろう」、とポジティブ・プランニングから入る。もし、「そんなの無理ですよ」とネガティブにこられたら、やっぱり合わないんじゃないかな。

 そして、やると決めたら、石橋を叩きまくる。そこからは逆にネガティブ・シミュレーションですね。僕とベンチャー企業の社長さんは、ポジティブ・プランニングとネガティブ・シミュレーションをする時期が、ほぼ同じタイミング。要するに、「これ、すごいよね!」とか「ああ、これじゃ、ダメじゃないですかね……」という感覚がシンクロするんです。

これは人間として人生の幅を持たせる意味で重要。時価総額ばっか見ていたので視野は1兆円ぐらいまでレンジを持たせられるよう心がけてます。

10代から上場を考える人の頭にあるビジネス攻略本
若い社長さんたちの20年と普通の人の20年はスピードがまったく違ってくる。時間の使い方がうまいから、20歳でも、普通の人の感覚でいえば、もうすでに40歳とか60歳になってしまっている。

ベンチャー企業の社長さんには、壮絶というか、「嘘でしょ?」みたいな話ばかりの人生を送ってきている人が多い。よく「マンガみたいな人生ですね」って言ったりします。家庭環境が複雑だったり、お父さんが蒸発したり……。だから独り立ちも早いし、早熟なんだと思う。普通の人だったら、30歳くらいになって「会社を上場させたい」と思い始めるところを、彼らは20代前半、ヘタすると10代から真剣に考えていますから。

勘と嗅覚。ある社長さんは、「金が流れているところに網を仕掛けておかないと、一向に金は入ってこない」って言っていたけど、そこを嗅ぎ分ける能力のある人がビジネスで成功できるんだと思う。

彼らだって、いきなり成功したわけじゃない。
彼らはリスクもとってきているし、苦労もしていますよ。

「根拠のない自信」が大事
僕は、経営者とクリエイターはむしろ気が小さくないとダメ

クリエイターは客の反応が気になる危機感がなくなったら終わりだと思うし、仕事を辞めるべきだと思う。ベンチャー企業の社長も同じで、成功している人ほど、絶対に優越感なんて感じていないと思うんです。

ベンチャー社長は決断の連続「大胆さ」と「慎重さ」をあわせ持つ
ベンチャー企業の社長は、決断の連続だからね。グズグズしていたら、目の前のビジネスチャンスを逃しちゃう。「見る前に跳ぶ」大胆さと、「石橋を叩く」慎重さを一瞬で両立させなきゃいけない。「持ち帰らせてください」「1週間待ってもらってもいいですか?」とか。これじゃ、ベンチャーの社長は務まらないんです。

起業家のバイタリティの根源は「自信」根拠なんて後で探せばいい
バイタリティって、「根拠なき自信」がないと生まれてこないと思う。

年収1000万のリミッター
たかが年収1000万円くらいでリミッターが効いちゃって、「俺ってイケてる」と勘違いしちゃう。ちょっといい部屋に住んで、夜はオシャレなバーで飲んで、朝はジムで泳ぐ?それが何なんだよって。本当に成功している人からしたら、そんなの全然大したことない。根拠のない自信をいつまでもダラダラと持っているのは、ただの中途半端な奴に過ぎないんだよ。

得意分野で遠慮していたらプロとして失格
成功している社長さんは、すごく繊細で、いろいろなことに気がつく。傍目八目というか、10手先を読んでしゃべるから、話が早くて、1時間のミーティングも10時間くらいやったのと同じ効果があるんですよ。

会議のルールは“倍返し”代案なしのネガティブ意見はご法度
例えば会議の場で、代案を言わずに、今出ているアイデアに対してネガティブな意見を3回続けて言ったら必ず怒ります。「じゃあ、お前何したいの?」

■3万回以上出席してわかった「良い会議」と「悪い会議」
良い会議は、会議を仕切る船頭が“何気の臨戦態勢”をうまく作っているものです。会議が行き詰まってしまった時には、その状態でいくら唸っても無駄なんですよ。企画と同じで、出ないものは出ない。2時間もやっても3時間やっても、タバコの吸ガラばかりが増えるだけです。

会食は物事を進めるツールそこでのおカネは先行投資
会食は、ビジネスをうまくいかせるために、本当は1分で済む話に2時間も使って、さらにお金も出すといういわば“先行投資”なんです。会議の目的は、「意思疎通」と「最低1つは階段を上がる」ことですが、会食でもその目的は変わりません。肝心なことを決められなければ、先行投資の意味はない

会議って基本的には短ければ短いほどいい
「会食に行く以上は、アイデアのお土産を持っていかなければ」と思っている。そうやってアイデアを持ち寄ると、打ち合わせの場でものすごい化学反応が起こる。いいアイデアがバンンバン出てきます。その間、ずっと普通に食事しながら、洋服の話とかもいっぱいしているんだけど、普通の会議以上に、短時間でいろいろなことが決まっていく

お金を使わない成長が止まる
僕たちクリエイターは、ちょっと儲かったからといって、それを守ろうとした瞬間、新しいものを生み出せなくなってしまいます。人間の脳はインプットしなければアウトプットもできません。だから、稼いだお金は自己投資に使うのが基本。僕の場合、海外に遊びに行ったり、映画を見たり、本を読んだり、美味しいものを食べるのも全部自己投資です。
海外旅行には、数カ月に1回は意識的に行くようにしています。僕はニューヨークやパリみたいな都会に行くのも大好きなんだけど、それとは別に“大きい物”を見るのも大事だと思っているんです。

“ピンドン”がバンバン空く世界も知りアイデアの幅を広げていく
「自分たちはピンクのドンペリを飲めないかもしれないけど、それが一晩でバンバン空いている世界もあるということも知っておかないと、 “アパートの6畳間の発想”から抜けられない」ということです。

“金儲け”は悪いことじゃない日本はもっと金持ちを評価すべき
日本という国のよくないところは、二極化している場合、低い方を上げないで、高い方を下げようとすることです。頑張って上がった人を無理やり下げて全体を平均化しようとする

おちまさとインタビュー(ドリームゲート)
すべての仕事をポジティブに考え、どんな小さな仕事もリスペクトしてやるようになりました。腹が据わったというか、覚悟を決めたんですね。絶対に辞めないって。あの瞬間はすごく大きかった。

きっとみんな人生に期待しすぎなんですよ。「君に一軒店を任せたい」とか、「我が社にぜひ」とか、そろそろどっかから声がかかると思ってる。あり得ないって(笑)。そうじゃなくて、目線を下げればチャンスはたくさん転がっている。ただ、仕事へのリスペクトの気持ちがないから、気付けないだけ。「俺は本当はこうなのに」なんて、やらされ感で仕事している人に、チャンスは一生回ってこないですよ。

 

※1年以上前の下書き中だった記事を引っ張り出してきたので、ところどころで僕のコメントが入っていたりしているかも。

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