[8th]【Goldman Sachs】名前から分かる金融の雄ゴールドマン・サックス
ゴールドマンサックスは、1869年、ドイツ出身のマーカス・ゴールドマン氏が創業した国際的金融グループ。米ニューヨークに本拠を置き、欧米やアジアの主要45都市に営業拠点を持つ。05年11月末現在の資本金は約280億ドル(3兆2760億円)で、従業員は約2万6000人。M&Aの仲介などの投資銀行業務をはじめ、債券、為替、株式、商品取引などの金融サービスを世界中の政府機関、企業、金融機関等に提供している。
現在は、ロイド・C・ブランクファインさんが会長兼CEOを務めている。日本では、東京・六本木ヒルズに拠点があり、従業員は約1000人。松本大マネックス証券代表取締役CEOらを輩出している。
サラリーマンの給料がいい業種ナンバー1は投資銀行だそうで、
そのなかでも断トツの1位がゴールドマンサックスになります。
現在のCEOのロイド・ブランクフェイン氏の2006年の冬のボーナスが5400万ドル(約63億円)らしいです。
超エリート揃いのゴールドマンサックスですが、その仕事ぶりは超激務として知られ営業関係だと早朝に出社して仕事、昼食を食べてから仕事、夕方から取引先を回り、夜は接待。9~10時頃にいったん会社に戻り、ひと仕事してから深夜帰宅。土日もミーティングが入るそうなので、稼いでいるといっても本人はお金を使っている
ヒマがないうえ、家にいる時間がないので、家庭崩壊の離婚経験者もかなり多いみたいです。
■---■---■---■---■---■---■---■---■---■
[目次]
[企業情報]
[財務状況]
[投資銀行とは]
[ボーナス]
[歴史]
[理念]
■---■---■---■---■---■---■---■---■---■
[企業情報]
【社名】Goldman Sachs Group, Inc.
【特色】世界最大の投資銀行
【業種分類】投資銀行
【市場名】NASDAQ
【上場】1999年
【決算】11月下旬
【CEO】ロイド・C・ブランクファイン/Lloyd C. Blankfein(age52)
【従業員数】30,335
■---■---■---■---■---■---■---■---■---■
[財務状況]
(現在の株価)⇒コチラ
2007/1/31
[時価総額]88.91Bilion⇒88.91億$⇒10.75兆円(1$=120¥)
[株価]208.78$
[PER]10.60
[EPS]19.69
(過去5年分財務状況)(1$=120¥)
【売上げ】Total Revenue
[2006/11/24]69,353.00Million⇒693.53億$⇒8.32兆円
[2005/11/25]43,391.00Million⇒433.91億$⇒5.21兆円
[2004/11/26]29,839.00Million⇒298.39億$⇒3.58兆円
[2003/11/28]23,623.00Million⇒236.23億$⇒8.83兆円
[2002/11/39]22,854.00Million⇒228.54億$⇒2.74兆円
[2001/11/30]31,138.00Million⇒311.38億$⇒3.73兆円
【純利益】Net Profit
[2006/11/24]9,537.00Million⇒95.37億$⇒1.14兆円
[2005/11/25]5,626.00Million⇒56.26億$⇒6751億円
[2004/11/26]4,553.00Million⇒45.53億$⇒5464億円
[2003/11/28]3,005.00Million⇒30.05億$⇒3606億円
[2002/11/29]2,114.00Million⇒21.14億$⇒2537億円
[2001/11/30]2,310.00Million⇒23.10億$⇒2772億円
【粗利益】Gross Profit
[2006/11/24]19,023.00Million⇒190.23億$⇒2.28兆円
[2005/11/25]11,985.00Million⇒119.85億$⇒1.44兆円
[2004/11/26]10,007.00Million⇒100.07億$⇒1.20兆円
[2003/11/28] 7,790.00Million⇒ 77.90億$⇒0.93兆円
[2002/11/29] 6,390.00Million⇒ 63.90億$⇒0.77兆円
[2001/11/30] 7,268.00Million⇒ 72.68億$⇒0.87兆円
【営業収益】Operating Profit
[2006/11/24]14,560.00Million⇒145.60億$⇒1.75兆円
[2005/11/25] 8,273.00Million⇒ 82.73億$⇒9928億円
[2004/11/26] 6,676.00Million⇒ 66.76億$⇒7939億円
[2003/11/28] 4,445.00Million⇒ 44.45億$⇒5334億円
[2002/11/29] 3,253.00Million⇒ 32.53億$⇒3904億円
[2001/11/30] 3,696.00Million⇒ 36.96億$⇒4435億円
■---■---■---■---■---■---■---■---■---■
[投資銀行とは]
投資銀行とは、法人向けに金融サービスを提供する金融機関のことをいいます。
普通の銀行は、預金者から預かったお金を元に融資を行い利息を得るのに対し、投資銀行は企業に対して下記の提案をし手数料を得ます。
業務内容は主に次の通りです。
・株式発行や債券発行の引き受け
・企業の合併買収(M&A)の仲介
・自己資金を用いた投資業務
日本では証券会社も投資銀行業務を担っています。
企業経営を金融面から幅広く支援するビジネスを展開してます。
例えば、
北越製紙と王子製紙の買収などもそうらしいです。新しく工場を造るよりも、既にある北越の工場を使い事業展開を行う方が望ましいと判断し、野村證券がM&Aを提案し仲介しました。
■---■---■---■---■---■---■---■---■---■
[ボーナス]
一般的な会社にあるような「ベースサラリー(基本給)の○%」という決め方ではなく、年度末に、各人のトータルコンペンセーション(総報酬)が決定され、そこから、毎月支払われていた基本給を差し引いた結果がボーナス、ということになる。従って、ターゲット水準が予めきまっていることはなく、理論的には青天井らしいです。
■---■---■---■---■---■---■---■---■---■
[歴史]
ゴールドマン・サックスの歴史です。
・創業者マーカス・ゴールドマン
ゴールドマン・サックスの創業者、マーカス・ゴールドマンは貧しい牛飼いの息子でした。1848年にユダヤ人が大挙してアメリカに移住した時、彼もドイツからアメリカに渡ってきました。
1869年にマーカスは約束手形の買い上げを行うマーカス・ゴールドマン商店を開業します。
ダイヤモンド卸商や皮革商人を訪ねては約束手形の割引を行い、手数料を稼いでいました。
事業が波に乗って大きくなると、マーカスは自分の家族を社員として雇い入れるようになります。マーカスは娘婿のサム・サックスを家業に招き入れました。サムは大変良く働いたので、マーカスは彼を会社の共同経営者としてパートナーにしてあげました。社名のゴールドマン・サックスはゴールドマン家とサックス家という二つの姓をとったものです。マーカスの実の息子ヘンリーが家業を継ぐようになると、ゴールドマン・サックスはサムとヘンリーが会社を取り仕切るようになり、その後大きく成長します。
・ヘンリー・ゴールドマンとサム・サックス
マーカスの二人の息子は共に優秀でしたが、性格の面で大きく違っていました。
サムは几帳面で、保守的な男でした。真夏の暑い日でも常にちゃんとした格好で仕事をする生真面目くんです。サムはゆっくりと成功を積み重ねていくことを好みました。会社の信用、金融界での地位を常に気にかけていました。
一方のヘンリーはざっくばらんな性格で、職場ではワイシャツ姿で働いていました。何か新しいチャンスをとらえては大きく稼ぐ方法を常に探していました。ヘンリーは独創的な天才、会社の事業に革命を巻き起こした男として後に語り継がれます。株式公開の引受という新たな事業を導入して会社を投資銀行に変身させたのも彼でした。
・PERの概念を作り出す
当時ゴールドマン・サックスは引受業務では新規参入者の一つにすぎませんでした。鉄道会社の株式が華々しく公開される中、ゴールドマン・サックスは顧客を求めて小売業などあまり目立たない業界で引受の仕事をとってきます。
鉄道会社や製鉄会社などの大半の証券が、会社の資産価値で評価されて市場で売り出されていました。簡単に言えばPBRによる評価一辺倒だったわけです。ところが、ヘンリー・ゴールドマンは、小売業においては在庫回転率、すなわちどれだけ早く現金を生み出す能力があるかが債務返済能力を決め、利益を生み出すものであり、有形固定資産ではないと主張しました。この考え方をさらに広げて、彼は利潤を生み出す能力で会社を評価する概念を作り出します。これがすなわち株価収益率(PER)として広く使われるようになります。
ゴールドマン・サックスが引受を手がけようという会社には、有形資産が少なくのれん代の大きいところが多く、このような手法無しでは、当初懐疑的だった一般投資家に売り込むのは困難だったのです。
・断絶
第一次世界大戦で、ヘンリー・ゴールドマンはドイツを支持します。ところがこれはイギリス・フランスの敵国を支持することとなり会社の評判は大きく損なわれます。アメリカが参戦し、パートナーやその息子たちがヨーロッパに出征することになってもヘンリーはドイツ支持を表明し続けたので、サックス家との関係は悪化していきました。ゴールドマン・サックスはロンドンで業務を行うことができなくなり、ヘンリーはついに会社を辞職してしまいます。会社は巨額の資本金と彼の才能を失いました。
ヘンリーとサムの二人は再び口をきくことなく、ゴールドマン家とサックス家の関係は断ち切られることになったのです。
・その後
ゴールドマン家とサックス家が会社の経営に関わりを持たなくなった後も、会社は発展を続けます。引受以外にもM&A仲介やトレードなどの新たな業務に参入し、海外展開も積極的に行いました。
会社は長い間、選ばれた社員だけが株を持ち、経営にあたるパートナー制を敷いていました。金融業界が再編される中、業務拡大の資金調達のために1999年になってようやく株式を公開します。現在では世界で約2万人の従業員を抱えています。]
人の時間の対価を顧客にチャージして売上を得るのに対し、証券会社はマーケットからカネをとるのが基本。従って、IPO長者が出るのと似た仕組みで、市況がよければ、その分トータルコンペンセーションにもプラスになる。
■---■---■---■---■---■---■---■---■---■
[理念]
顧客第一主義
カネの誘惑を断ち切り、常に顧客の立場でサービスを提供する。
1980年代、GSは買収に参加せずに、買収を仕掛けられた側に常に立ち続けた。
チームワーク重視
GSでは「私」ではなく「私達」と言う。
■---■---■---■---■---■---■---■---■---■
あとJPモルガンとモルガンスタンレーについてはあとがきに書きました。
>>世界匹季報
| 固定リンク
「海外四季報」カテゴリの記事
- 蘇寧電器(2009.06.24)
- リサーチ・イン・モーション(2009.06.06)
- トリオドス銀行(2009.05.14)
- [15th]FedEX/UPS(2008.03.05)
- [1st]【Google】わずか8年で時価総額17兆円(2006.11.22)





コメント